2012/05/25

痺れた。



 フジテレビの「僕らの音楽」を観た。


 久しぶりに永六輔をテレビで拝見させてもらった。


 彼は、日本の音楽の生き字引だ。


 テレビ番組を初めて作ったのは彼だ。


 そんな彼は、病を抱えながらも、震える声で、「相撲甚句」を歌った。


 目から鱗の様々な言葉が溢れかえり、心の奥に響き染み渡った。


 そして、「上を向いて歩こう」についてもこう語っていた。


 “「上を向いて歩こう」が震災の復興ソングとして歌われている”


 “けれど、あれは、人を励ます曲じゃ無い”


 “小さい男の子が辛いことを我慢している姿を描写した”


 “歌手が、「歌で人を励ます」なんて言って、歌うなんて、エゴだ”


 と。


 




 痺れた。






 

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