- 10 これはもう青春じゃないか / THEラブ人間
「観覧車〜」から一気にビートダウン。楽曲の構造が違えども、ラブソングという繋がりとして、リンクするトラック。いつの時代も希薄、軽薄なラブソングが売れるという、普遍的なポップミュージック市場において、羞恥心なんか二の次に、外連味のない、究極的、個人的恋愛風景を開陳する彼等の姿勢は素晴らしき。
ブレイクの時点でリフレインされる、「これはもう青春じゃないか」という部分をテンポアップさせて、次なる曲へ誘なってみました。
- 11 YOU&I / 竹内電気
タイトルが示す言葉がもうそのままである。君と僕が織りなすストーリーだ。このMIX CDを作成するにあたって、様々なリスナーに届けるという視点を持ちながらも、個:保坂壮彦と、個:あなた、へ、届けたいという気持ちも忘れずに伝えたいという思いを込めて、選曲させてもらいました。
- 12 It's so GOOD / アシガルユース
人を見た目で判断するのはいけない!ということを逆手にとって、僕らは見た目で勝負だ!と表現しつつも、彼等が歌うメロディーはその見た目が邪魔になるほどのグッドミュージックなのであるという、堂々巡りの矛盾。この矛盾が最高なバンドの、最強のポップチューン。
前曲の竹内電機とも様々な場所でライブを重ねているからこそであろうか。そこで何かしらのシンパシーを互いに分かち合っているからだろうか。この2曲はとっても穏やかに、柔らかに、繋げることが出来たのです。
- 13 光のたてがみ (Album ver.)/ SEBASTIAN X
このMIX CDを創るにあたって、音楽を聴くこととは?音楽を奏でるとは?音楽とは何か?というものを、音楽で届けることを可能にするのに、絶対的に欠かせなかった楽曲。その本質に真摯に向かって鳴らすことを可能にした楽曲である。
目に見えない感情や心を届けようとすること。カタチあるものに縛り付けられずに、音楽で解放される素晴らしさとはこういうことなんだよ!ということを、穏やかに、煌びやかに、光をテーマに表現した、最高のポップミュージックである。
(続く…)
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